ハイマーディンガー(Heimerdinger)
ハイマーディンガーのスキル・基本コンボ・ウェーブ管理・マッチアップを、LoL初心者向けに体系的に学ぶ。
概要 — チャンピオンの理解
特徴
設置型の自動砲撃タレットでレーンを支配する異色のメイジ。Q(H-28G Evolution Turret)で設置したタレットが自動で敵を攻撃し続けるため、タレットが揃った場所では手を出しにくい**「ゾーンコントロール(領域支配)」**を作り出す。本体はタレット管理・ロケット(W)での牽制・グレネード(E)でのスタンを組み合わせて戦い、タレットのビームを起動させることで爆発的な火力を引き出す設計になっている。アルティメット(R: UPGRADE!!!)でQ/W/Eのいずれかを強化版に切り替えられるため、状況判断と使い分けの幅が広い。タレットの設置位置・グレネードの命中精度・Rの選択判断と、頭を使う場面が多い上級者向けのチャンピオン。
基本コンボ
レーンでのトレードの基本形は「タレット(Q)を2〜3本設置した場所に相手を誘い込む → E(グレネード)を直撃させてスタンを入れる → ビームが一斉起動してタレットの火力が跳ね上がる → W(ロケット)を追撃で叩き込む」流れ。グレネードの直撃がすべての起点になるため、相手の動きを読んで当てることが最重要。Lv6以降はR+W(Hextech Rocket Swarm)でEスタン中の相手に4連ロケットを全弾叩き込むのが最大火力の出し方。集団戦ではR+E(CH-3X Lightning Grenade)の3回バウンドスタンで広範囲を巻き込む使い方も強力。R+Q(H-28Q Apex Turret)はオブジェクト(ドラゴン・バロン)争いや拠点防衛で、タレット密度を一気に上げたい場面で選択する。
パッシブの活かし方
Hextech Affinity(パッシブ)は味方タワーや自分のタレットの近くにいると移動速度が上がる効果。一見地味だが、タレットの近くで戦い続けるハイマーディンガーにとっては常に恩恵を受けやすい。レーン内でタレットを三角形や扇状に配置しておけば、その範囲内を移動する際に小回りが利くようになり、相手のスキルを避けやすくなる。チーム戦でもタレットを先に設置してから戦闘に入れば、パッシブの移動速度ボーナスで位置取りを調整しやすい。タレットから離れた場所では恩恵がなくなるため、「タレットのある場所で戦う」という基本方針そのものがパッシブの活用になっている。
スキル — ミクロの土台
アイコンを選ぶと詳細が表示される。各スキルの効果と「使いどころ」を把握する。
味方タワーや自分が設置したタレットの近くにいると、移動速度がアップする。タレット周辺に居座って戦うプレイスタイルと噛み合っており、設置物の近くにいるだけで位置取りの小回りが利くようになる
指定した地点に自動砲撃タレットを設置する。タレットは近くの敵に連射で魔法ダメージを与え続ける。設置できるタレットにはストック制限があり、時間経過でチャージが貯まる。同時に設置できる数にも上限があり、上限を超えると古いタレットから壊れる。各タレットには「ビーム」と呼ばれる蓄積型の強力な副砲があり、チャージが満タンになると追加の魔法ダメージを放つ。Wが敵チャンピオンに命中するとビームチャージが部分的に進み、Eが敵チャンピオンに命中するとビームチャージが一気に満タンになる
指定地点に向かって収束するロケットの波を発射し、それぞれが最初に当たった敵に魔法ダメージを与える。ロケットは指定地点で収束した後、扇状に広がって最大射程まで飛ぶ。同じ対象に複数のロケットが命中した場合、2発目以降のダメージは減少する。敵チャンピオンにロケットが当たると、近くに設置してあるタレットのビームチャージが進む
指定地点にグレネードを投げつけ、着弾地点の周囲にいる敵に魔法ダメージとスローを与える。爆発の中心に直撃した敵にはスタンを与える。敵チャンピオンに命中すると、近くのタレットのビームチャージが一気に満タンになる。唯一のハードCC(行動妨害)手段であり、これを当てられるかどうかがタレットの火力を最大限引き出せるかの分かれ目になる
次に使う基本スキル(Q/W/E)を強化版に変える切り替え型のアルティメット。強化版はマナを消費せず、通常版とは別枠で使える。R+Q(H-28Q Apex Turret)は通常のタレットより大型で耐久力が高い単発砲撃型タレットを設置し、近くの敵にスローを与えながら敵チャンピオンを優先的に狙う。R+W(Hextech Rocket Swarm)は通常の1波ではなく4波のロケットを連続で発射し、圧倒的な瞬間火力を叩き込む。R+E(CH-3X Lightning Grenade)はグレネードが一定距離バウンドしながら3回爆発し、各着弾地点の中心でスタン・周囲にスローを与える。同じ敵に複数回スタンやスローを当てることも可能
パワースパイク — 強い瞬間
特定のタイミングで戦闘力が跳ね上がる。この「いつ強いか」の把握が、仕掛けと待ちの判断を変える。
アルティメット(UPGRADE!!!)を習得すると、状況に応じてQ/W/Eの強化版を選べるようになる。R+Wの4連ロケットで瞬間火力を出す、R+Eの3回バウンドグレネードで広範囲をスタンする、R+Qの大型タレットで拠点防衛を固めるなど、対応力が一気に広がる
タレットを複数設置した地点にはゾーンコントロール(領域支配)が成立する。相手がタレットの射程に入ればそれだけで継続的にダメージを受けるため、レーン内の主導権を握りやすい。Eのグレネードを当ててビームを起動させれば、タレット密集地帯で一気にダメージが跳ね上がる
ウェーブ管理 — レーンの主導権
ミニオンの「押し合いの均衡点」をどこに置くか。まずこのチャンピオンの方針を理解し、4つの基本状態を確認する。
push
マッチアップ — 対面ごとの立ち回り
相手チャンピオンに応じた注意点と戦い方。
タレットを壊されにくい位置に置いて、レーン中央〜自陣寄りで戦うのが基本。相手が飛び込んできたらE(グレネード)でスタンを合わせ、タレットの集中砲火を浴びせる。タレットが無い場所で捕まると一瞬で落とされるため、タレットから離れすぎないことが生存の鍵。相手のオールイン(全力攻撃)のタイミングを読んでEを温存しておくことが重要
相手はタレットの射程外からスキルでタレットを壊しにくるため、タレットの維持が難しい。タレットを前に出しすぎず、ミニオンの流れに合わせて設置し直す柔軟さが求められる。Wのロケットで牽制しながらCSを取り、Eのスタンが通れば一気にダメージトレードを取れるが、外すと反撃されやすい
タレットが複数設置されている場所で戦えれば、2対1でも返り討ちにできる可能性がある。Eでスタンを入れてタレットの火力を起動し、R+Qの大型タレットを追加で出して防衛ラインを厚くするのが理想。逆にタレットが壊された状態でガンクを受けると逃げ手段が乏しいため、ワード(視界確保)で事前にガンクを察知することが何より大事