エイトロックス(Aatrox)
エイトロックスのスキル・基本コンボ・ウェーブ管理・マッチアップを、LoL初心者向けに体系的に学ぶ。
概要 — チャンピオンの理解
特徴
近接の戦士で、スキルの当たり判定を芯で当てる操作精度がそのまま強さに直結するチャンピオン。Q は段ごとに形の違う当たり判定を持ち、芯に当てるとノックアップが発生する。パッシブの強化通常攻撃や W のダメージで自己回復が乗るため、当て続けられれば殴り合いの中で体力を保ちながら戦える。逆に Q を芯で当てられないと火力も回復も伸び悩むので、間合い管理とスキルの当て所を磨くほど伸びるタイプといえる。
基本コンボ
軸になるのは「W で鎖をつないで相手の逃げ場を縛り → Q の芯を当ててノックアップ → 強化通常攻撃(パッシブ)を差し込む」流れ。Q は3段あり、各段で当たり判定の形(四角→台形→円)と芯の位置が変わるため、相手の動きに合わせて当て所を選ぶ。
ここで重要なのがE(Umbral Dash)の使い方。E はダッシュが Q などのモーションを中断せずに差し込めるので、Q を撃つ瞬間に E で自分の位置をずらすと、当たり判定(芯)を逃げる相手に重ね直せる。相手が横や後ろにステップして芯を外そうとしても、E で詰める・ずらすことで芯当ての成功率を上げられる。W の引き戻しで相手を範囲内に留め、Q のノックアップ中に攻撃を重ねるのが基本の型になる。
パッシブの活かし方
Deathbringer Stance(パッシブ)は一定間隔ごとに次の通常攻撃を強化し、与えたダメージ分の回復をもたらす。敵チャンピオンや大型モンスターに当てると次の強化までの待ち時間が短くなるので、トレード中はスキルだけでなく強化通常攻撃を確実に挟むほど、火力と回復の両方が伸びる。コンボの中で「Q でノックアップ→浮いている間に強化通常攻撃」とつなぐと、相手が反撃できない時間に最大の一撃と回復をまとめて通せる。
R(World Ender)は真の姿への変身で、攻撃力・自己回復・移動速度を一定時間高める(移動速度は時間とともに減衰)。発動時に周囲の敵ミニオン・モンスターを恐怖させて遠ざけるため、ダイブや集団戦の起点として強い。注意したいのは、現在の World Ender に復活(蘇生)効果は無いという点。かつては復活が付いていたが現在は削除されているため、変身したからといって無敵ではない。確実に戦闘を仕掛けられると判断したタイミングで使い、変身中にテイクダウンを取って効果時間を延ばす立ち回りを意識するとよい。
スキル — ミクロの土台
アイコンを選ぶと詳細が表示される。各スキルの効果と「使いどころ」を把握する。
一定間隔ごとに次の通常攻撃が強化され、対象の最大HPに応じた追加魔法ダメージを与える。この強化攻撃で与えたダメージ分だけ自身を回復する。敵チャンピオンや大型モンスターに攻撃を当てると、この強化が再び使えるようになるまでの待ち時間が短縮される
剣を振り下ろして当たり判定の範囲内の敵にダメージを与える。クールダウンに入るまでに連続して3回まで撃ち直すことができ、各段で当たり判定の形が変わる(1段目は前方の四角、2段目は台形、3段目は自身周囲の円)。各段には強く当たる芯(スイートスポット)があり、そこに当てた敵には追加ダメージを与え、短時間ノックアップ(打ち上げ)する。段が進むごとに威力が上がる
前方に鎖を放ち、最初に当たった敵にダメージとスローを与える。相手がチャンピオンや大型モンスターの場合は鎖でつながれ、一定時間内にその範囲から離れられないと再びダメージを受けて中心へ引き戻される。ミニオンや小型モンスターには引き戻し効果が発生しない
パッシブとして、敵チャンピオンに与えたダメージの一部を回復するライフスティールを常時得る。アクティブにすると指定方向へ短くダッシュする。このダッシュは他のスキルの発動を中断せず、Q などのモーション中にも差し込める
真の姿に変身して一定時間、攻撃力・自己回復量・移動速度などが強化される(移動速度は時間とともに減衰する)。発動時に周囲の敵ミニオンやモンスターを一定時間恐怖(フィアー)させて遠ざける。変身中に敵をテイクダウン(キル/アシスト)すると効果時間が延長される
パワースパイク — 強い瞬間
特定のタイミングで戦闘力が跳ね上がる。この「いつ強いか」の把握が、仕掛けと待ちの判断を変える。
R(World Ender)を習得することで、変身による攻撃力・自己回復・移動速度の上昇が加わる。Q のノックアップと W の引き戻しで相手を縛りつつ、強化されたパッシブ強化攻撃で一気に体力を奪い切る押し込みが成立しやすくなる
Q は段ごとに当たり判定の形と芯が変わり、さらにE のダッシュで撃ち直しの当て所をずらせる。3段すべての芯を当てられるようになると、1回のコンボで複数回のノックアップと最大火力を引き出せるため、トレード性能が大きく伸びる
ウェーブ管理 — レーンの主導権
ミニオンの「押し合いの均衡点」をどこに置くか。まずこのチャンピオンの方針を理解し、4つの基本状態を確認する。
Q は段ごとに四角・台形・円と当たり判定が広がり、特に3段目の円状判定で自身周囲のミニオンをまとめて巻き込めるため、ウェーブのクリア速度は高い。さらにパッシブ強化攻撃や W のダメージでミニオンに触れるたびに自己回復が乗り、ウェーブを処理しながら体力を回復できる。Q は本来トレードや芯当ての主力なので、対面と殴り合う場面では無闇に全段をミニオンへ吐かず、押し引きとトレードの軸として残す意識を持つとよい
マッチアップ — 対面ごとの立ち回り
相手チャンピオンに応じた注意点と戦い方。
Fiora は急所(Vitals)を突いて回復しながら殴り合う近接で、こちらの被弾モーションを狙ってくる。Aatrox はQ の芯当てとノックアップが火力の軸なので、相手のステップに合わせてE でダッシュしながら Q を撃ち直し、相手が間合いを詰めてくる瞬間に芯を重ねる意識が重要。W の引き戻しで距離を切らせず、Q のノックアップ中に強化通常攻撃を差し込んで短いトレードで優位を取る
Darius は出血スタックを積みながら近接でグリップ(E)で引き寄せて殴り合いを強要してくる。長い殴り合いはスタックが溜まって不利になりやすいので、Q の芯当てとノックアップで一方的にダメージを通し、こちらが不利な間合いでは E のダッシュで離脱する。R(World Ender)変身中は自己回復が高まるため、引き寄せられても回復で受け切れる勝負所を見極める
Vayne は Condemn(E)でこちらを突き飛ばし、Tumble(Q)で位置をずらして距離を取りながら削ってくる。Aatrox はQ を当てないと火力も回復も伸びないので、相手のローリングを読んで E でダッシュしながら Q を撃ち直し、芯を重ねるのが鍵。W の鎖を当てて引き戻し、逃げ場を塞いだうえで Q のノックアップを叩き込む流れを狙う